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  2016/01/13  
  ◆日経平均株価は前日比496円67銭(2.9%)高の1万7715円63銭と7日ぶりに反発し、新年入り後、初の上昇となった。前日の海外商品市場では、NY原油先物の12年強ぶり1バレル30ドル割れやNY金、LME非鉄金属、さらに、バルチック海運指数の続落展開があったものの、NYダウは続伸し、欧州株は5日ぶりに反発した。

 欧米株反発に加え、中国人民銀行がこの日、香港市場で人民元の買い介入を行い、元防衛に動いたと伝わったことから、円安・ドル高推移となり下げ幅をやや拡大したことも買いを誘ったようだ。全33業種そろって上昇し、今年初めて値上がり業種数が勝った。

 値上がり率上位には、1位ゴム製品4.83%の2日ぶり大幅反発、2位空運は4.53%の5日ぶり反発、3位証券・商品は3.61%の7日ぶり急反発となった。4位その他製品、5位機械・・と続いた。
 一方、値上がり率下位順では、1位鉱業0.88%の5日ぶり反発、2位石油・石炭は1.51%の6日ぶり反発、3位医薬品は1.62%の4日ぶり反発だった。

 筆者主力30銘柄も前日の大幅下落から揃って急反発に転じた。トヨタ(7203)は7日ぶりに急反発し一時7000円台を回復したものの、終値は6953円と7000円台回復は成らなかった。そして、日本電産(6594)は7日ぶりに急反発して8000円台を回復し、東急(9009)、島津製(7701)、シマノ(7309)・・と筆者の主力30銘柄もまた数日ぶりに大幅反発となった。

 なお、日本電産は前日付けでクレディ・スイス証券が「振動デバイスを中心に業績予想を減額するものの、車載・ACIM事業での中期成長シナリオは変わらず」と評価、目標株価を1万400円から1万1500円に引き上げたことも後押ししたもよう。

◆昨年大納会で2000年1月となる高値2909円を付けた後、失速。前日には2600円割れとなったサカタのタネ(1377)が154円高の2743円と4日ぶりに大幅反発した。もっとも、SMBC日興証券が12日付けで、「海外で好調な業績が続いている。2015年6−11月期営業利益は前年同期比55%増の49.93億円と拡大しており、今期利益計画の達成率は高い」と評価したことが目先資金の買いを誘ったようだ。

 2800円を挟んだ株価水準には戻り待ちの売りも控えており、ここは調整場面を待ちたい。そして、3000円台相場入りを確認した後、買いに出ていきたい。同社株は引き続き、東南アジアなど海外展開による業容拡大期待が下支えしていくことになりそうだ。

◆日本製紙(3863)が7日ぶりに急反発した。まだまだ、2000円台水準に中・長期線が控えており戻り待ちの売りも出やすい。当欄で期待しているのが、木質資源の新開拓分野となるナノファイバーなどバイオケミカル分野への開発の取組だ。

 前夜のNHKテレビ「クローズアップ現代」に、同社開発の中核となるセルロースナノファイバー(CNF)の実用化に絡んだ取組が紹介された。同社ではなく、京都大学の矢野浩之生存圏研究所教授が出演しCNFについて放映しており、この日、どこまで買い材料視されたかは不明だ。が、2000円台にある52週移動平均線回復までは、1800円台で打診買いを入れた後、ウォッチングを続けていきたい。

 なお、放送では、CNFはパルプを幅4ナノメートル(10億分の1メートル)の細さに解きほぐした超極細繊維。温度変化に伴う伸縮はガラス並みに良好で、弾性率は高強度繊維で知られるアラシド繊維並みに強いという特長があるほか、透明性やガスバリア性などの点で優れた性質を備えていると指摘。CNFは自動車用や電子機器用の樹脂補強材、食品・化粧品等の包装材など、様々な産業用素材としての利用が見込まれている等々と伝えた。