軟調な日経平均です
なんか嫌な形ですねぇ
(2002/5/30)


一目均衡表B


日経平均

さて今回は『対等数値』という考え方について述べたいと思います。
基本数値』では単純基本数値ごとの日柄において
転換点が生じやすいということでしたが、
それ以外の時間の関係で
相場が転換する動きを捉えようとするものが
対等数値』です。

上記は昨年9月以来の日経平均チャートです。
'01/9/21〜'01/11/27の45日間に対して
'01/11/27〜'02/2/6は46日間です。
さらに、
'02/2/6〜'02/3/11の23日間に対して
'02/3/11〜'02/4/12までの期間もまた24日間となっています。

すなわち各トレンドと
それに対応する逆トレンドは
ほぼ似通った日柄で逆転している
のが
お分かり頂けるかと思います。

このように、以前生じた天井
もしくは底からそれ以降の
底もしくは天井までの時間の区切りに着目し、
相場の転換点を掴もうとするのが『対等数値』の考え方です。
上記チャートにおいてそれぞれ転換点となっている…
('01/9/21)('01/11/27)('02/2/6)('02/3/11) ('02/4/12)
のような日付のことを『変擬点』と呼び、
相場の方向性がそれまでと逆転することを『変擬』といいます。

この考えを踏まえて今後の動きを予想するに
'02/4/12〜'02/5/27までが29日間でしたから、
'02/5/27から29日後付近といいますと……
'02/7/5頃ということになりますね。

さて本当にそのようになるか信じてみたりそうでなかったり…


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