今回はわけあって
筆者が違います
一目…
一目山人氏が作った
有名なチャートですね
なかなか広くつかわれてるようです
(2002/5/10)


一目均衡表@


日経平均

今回は、一目均衡表に関して
簡単にご紹介させて頂きたいと思います。
分析指標としてかなり有名な一目均衡表ですが、
この指標の骨子は
「時間の推移と価格変化との関係」
にあることは言うまでもありません。

転換線(当日を含む過去9日間の最高値と最安値の中間値を結んだ線)、
基準線(当日を含む過去26日間の最高値と最安値の中間値を結んだ線)、
先行スパン1(転換値と基準値の中間値を26日先にずらして描き結んだ線)、
先行スパン2(当日を含む過去52日間の最高値と最安値の中間値を
26日先にずらして描き結んだ線)、
遅行スパン(当日の終値を26日過去にずらして描き結んだ線)、
そしてローソク足から構成される一目均衡表ですが、
基本的な見方としては
先行スパン1先行スパン2に囲まれできた範囲
(これをまたはと呼ぶ)
を支持もしくは抵抗、
と捉える手法が一般的だと思われます。
それ以外の手法としましては、
転換線基準線の交錯に注目し「好転」と「逆転」を認識する方法、
遅行スパンと26日前のローソク足との交錯で
「好転」「逆転」を捉える方法などがあります。
(これらを称して均衡表三役とも呼びます)


日経平均

さて、上記チャートは日経平均を一目均衡表で表したものです。
2月27日終値から26日前に遡った1月22日の段階で、
遅行スパンがローソク足に対し上方乖離を見せ始めました。
そして実際に2月27日付近から、短期間ではありますが、
上昇トレンドが発生しているのがお判り頂けるかと思います。
また、4月9日から26日遡った3月4日あたりから
遅行スパンが方向感なくふらふらとローソク足と交錯を見せ始めました。
つまり4月10日以降、
方向感のない相場がしばらく続くであろうことも予測できたかと思われます。
しかしながら、4月中頃からそれなりに雲も厚くなりつつあり、
今後は先行スパン1が下値マットを形成するか否かに着目したいところです。


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